タイトル
システムズアプローチ入門
内容
講師
東豊先生(龍谷大学)
今回は東豊先生をお招きして、「システムズアプローチ」の1Dayワークショップを実施します。
初めて学ぶ方にもわかりやすく解説し、現場で使いこなせるように実践練習をしてもらうようお願いしております。どうぞふるってご参加ください。
以下、東豊先生の記事から引用します。
システムとは「部分と部分の相互作用のあり方=全体性」のことである。全体は部分に影響し部分は全体に影響する。さらに階層を超えたシステム間も相互に影響し合う。
心理療法においては,個人療法であれ家族療法であれ,面接室における人間関係がメインターゲットであり,実際的にはコミュニケーションの相互作用をhere & nowで扱う。その変化を通して,階層の違うシステムの変化(たとえば心や身体)を生じせしめようとするのだ。症状や問題もコミュニケーションのひとつなので,現状のコミュニケーションの相互作用が変われば,それらもおのずと変わってしまうのだと表現することも可能である。
システムズアプローチでは縦の相互作用,すなわち違う階層の相互作用を強く信じているので,実はどちらの層から始めても良いのだ。その了解の上で,「個人層」ではなく「対人コミュニケーション層」から扱おうとする。これがシステムズアプローチの流儀である。伝統的なカウンセリングは主として個人の精神力動・精神病理に注目するが,システムズアプローチでは主として関係性(コミュニケーションの相互作用)に注目し,その変化がドミノ式に多方面の変化を起こしうると信じているのである。
教育・医療・福祉・産業等の対人援助職の方、大学生・大学院生の皆様の参加をお待ちしております。
日程
2026年3月21日(土曜)10時から16時30分(開場 9:30)
会場
ホルトホール大分
(https://www.horutohall-oita.jp/access/)
〒870-0839 大分県大分市金池南1丁目5−1
大分駅から徒歩2分
定員・参加費
定員:60名
参加費:一般5,000円(会員・非会員とも)、大学院生・学部生:3,000円
※大学生・大学院生でご参加の方は、確認のため研修会当日に受付にて学生証をご提示ください。
参加資格:日本ブリーフサイコセラピー学会の正会員の入会条件を満たす方。
本学会の正会員資格は、「医療・教育・心理・福祉・産業・司法などの領域における、守秘義務を有する対人援助職であり、ブリーフサイコセラピーを志向しており、かつ、大学卒業資格を有する個人。または、常任理事会が、上記と同等を認めた個人。」となっております。
※対人援助職を志す学生(大学院生)の方もご参加いただけます。
※大学学部生で参加をご希望の方は、ご参加いただけるかどうかを確認いたしますので、
事務局( 2026localseminar@jabp.jp)までその旨をお知らせください。
申込み方法・振込先
申込締切:2026年2月28日(土曜)
このページ下部にある参加申し込みフォームよりお申し込みください。
その上で下記の銀行口座へのお振り込み、もしくはクレジットカード決済をお願いします。
銀行名:ゆうちょ銀行
記号:11360
番号:10139681
名前:日本ブリーフサイコセラピー学会
他金融機関からの振り込みの場合は下記の内容をご指定ください。
店名:一三八(イチサンハチ)
店番:138
預金種目:普通預金
口座番号:1013968
入金締め切り:2026年3月2日(月)
※地方研修会専用口座です
主催
日本ブリーフサイコセラピー学会
後援
未定
問い合わせ先
第22回地方研修会 事務局
吉里恒昭
E-mail:2026localseminar@jabp.jp
※お問い合わせはメールでお願いいたします。